ABOUT GENMAI #0 「日本人のソウルフード玄米」

「玄米」というと、誰しもが健康に良いものというイメージがあるのではないでしょうか。以前に比べると、玄米を主食に出す飲食店も多くなった気がします。所謂、玄米ブームというのも数年に一度はやってきているような感覚はありますが…。

そもそも玄米は長い間、日本人が主食としていた食べ物でした。それは稲作が始まったとされる縄文時代の後期から始まり、食べ方は時代によって違えど、数千年という時間を経て、日本人を、日本の歴史を支えてきました。

白米食が一般的になったのは江戸時代中頃と言われています。
そう考えると、白米の歴史は比較的浅いのですが、現在ではその白米ですら、パンに消費金額を越されているという状況です。

日本の伝統的な食にも拘わらずブームのようにもてはやされるのは、多少の違和感は感じますが。「玄米食をしましょう!」と声高に叫ぶ前に、そもそものお米離れを食い止めなければならない所に、日本はいるのです。


ですが、これだけ食の欧米化が進んでいる中で、それを食い止めるのはなかなか難しいものがあるでしょう。ここには発想の転換が必要になります。
お米を炊いて食べるという所から、お米を原料とした、パンや麺などの加工食品を頂くという考え方です。

今でこそ、米粉の加工食品は多くなってきましたが、こと「玄米」に関してはまだまだこれからという雰囲気を感じます。

LE GENMAIはいち早く、玄米加工食品に可能性を見出し、展開をしてきました。玄米は3000年以上続く、日本人の遺伝子に刻まれている食べ物なのではないでしょうか。


人間は大地から離れて生きてはいけないという台詞がどこかにあったような気がしますが、同じように人間は玄米から離れて生きていけないと私たちは考えております。

ソウルフード「玄米」について、美味しく食べる為のレシピ、分かり易い情報などをお届け出来たらと思います。