玄米食をはじめる時には調味料も見直そう-part4-「味噌」

料理の基本の調味料「さしすせそ」は、砂糖、塩、酢、醤油(せうゆ)、味噌です。今回は、調味料シリーズ最終回の「味噌」についてお話させていただきます。

『味噌』

日本が誇る発酵調味料の一つ、「味噌」

なくてはならない基本の調味料の一つですね。

味噌は、麹の働きで発酵することによって大豆のタンパク質を消化しやすく分解し、うま味の元になるアミノ酸に変わります。そのうま味や大豆の栄養分を、発酵の力を借りて最大限に引き出しているのが味噌なのです。

ですが、味噌ならなんでも良いかというと、実はそうではありません。

選ぶものによっては、味噌の持つパワーが最大限発揮されていないものもあるので、その選び方には注意が必要です。

「味噌」選びのポイントは4つ!

ここでオススメしたい『良い味噌』とは、

「国産大豆」「天然醸造」「長期熟成」「無添加」です。

味噌を自分で作る方も増えていますよね!
作ったことのある方はお分かりかと思いますが、味噌を作る際に必要になるのは「大豆・塩・麹」だけです。シンプルな原材料で作られた味噌は、そのパワーも存分に発揮してくれます。

天然醸造とは、お味噌を加温せず熟成させる方法です。ご家庭での手造り味噌もこの製法で仕込んでることになります。日本の四季をお味噌が感じながら、ゆっくりと熟成していきます。

オススメは長期熟成

最近では、大量生産のために強制的に発酵を促し、ものすごく短い熟成期間で作られる味噌もあります。
ですが、健康効果を考えると長期熟成をおススメします。
長期熟成味噌はメラノイジンという抗酸化物質が産出され、熟成発酵の過程でうま味の元になるアミノ酸も豊富になるからです。

4つのポイントを兼ね備えたお味噌を買おうとすると価格も上がりますが、お安い味噌を買おうとすると輸入大豆や添加物が加えられているものになってきます。価格と相談しながら、昔ながらの天然醸造で作られたホンモノを選んでいただきたいです。


5回に分けて体に良い調味料の選び方をお届けしましたがいかがでしたでしょうか?
普段何気なく調味料を選ばれているようでしたら、味噌を選ぶときの参考にしていただけたら嬉しいです☆

\おまけ/

アレルゲンとされる大豆を使用していない味噌を店頭で見かけるようになってきました!玄米100%の味噌は麹の甘みと玄米の旨み、栄養も豊富で、アレルギーの方でも安心して召し上がれますよね。

先日は、玄米味噌を使った「みそまる」がフジテレビで紹介されたこともあり、お問合せも多いです。みそまる可愛いですよね♪インスタ映えして、健康にも良い!これって嬉しいですよね☆