抗酸化物質「メラノイジン」について

玄米には七大栄養素が含まれている

玄米には〈炭水化物・タンパク質・脂質・ビタミン・ミネラル・食物繊維・ファイトケミカル〉の七大栄養素が含まれており、「完全栄養食」と言われています。
ただし、玄米の完全な栄養を体内に摂り入れるためには、炊き方に工夫が必要であることはこちらの記事でもお伝えしている通りで、白米と同じように炊いてしまうときちんと消化吸収も出来ず、胃腸への負担にもなってしまいます。

メイラード反応とは

メイラード反応とはグルコースなどの還元糖とアミノ化合物(アミノ酸やタンパク質)との組み合わせ時に見られる、非酵素的反応のことで、褐色物質(メラノイジン)を生み出す反応のことです。例えば、玉ねぎを弱火で炒めていくと茶褐色に変化していきます。お肉を焼いたとき食パンをトーストした時に表面に現れる茶褐色もメイラード反応によるものです。
長期間熟成されたお味噌やお醤油の色が濃くなっていくのもメイラード反応を起こしており、メイラード反応によって抗酸化物質メラノイジンが生成されるのです。

超強力な抗酸化物質メラノイジン

メイラード反応によって生成された、メラノイジンは「最強の抗酸化物質」と言われています。抗酸化物質はあらゆる病気の原因とされる活性酸素を除去する働きのほか、抗酸化力アップや免疫力アップによって、健康や美容に有益な働きがあります。

玄米の長時間炊き

トーストの表面もメイラード反応ではありますが、小麦は摂りすぎに注意していただきたい食品です。
対して、玄米は安心してお召し上がりいただける食品です。玄米を長時間炊きすることで、メラノイジンを発生させることができます。長時間炊きすることによって色が濃くなる=メラノイジンがアップしていく変化をご覧ください。

2時間炊きから4時間炊きの時点でも褐色が濃くなっており、8時間から粘度も出てきます。10時間炊きされた玄米はかなり粘度のあるもちもちとした食感になっています。この食感については、食べ慣れた方にとっては美味しく感じられるのですが、白米に慣れ親しんだ方には好みが分かれてしまうかも知れません。

こんなに簡単で良いのでしょうか…?

多少の保存などを考慮したとしても、長時間炊き玄米を日常的に摂り入れるのは、かなり時間的なゆとりがなければ難しいですよね…。玄米食に取り組んでいる方もそのようなお声を頂き、それにお応えすべく、効率よく玄米食ライフを送るために生まれたのが「玄米パウダーシリーズ」なのです。
玄米を独自製法による高温で炊いてから粉末にした玄米パウダーと、白ゴマも加えて粉末にした玄米パウダーライト。
そして、家庭の調理では食べることができない籾(もみ)の部分まで含めて、亜臨界製法によって炊き上げたのがBAP玄米パウダープレミアムです。10時間炊かなくても大丈夫なんです!白米を研いで研いで、炊飯器で炊く際に小さじで加えて普通に炊くだけで、美味しくできあがります。

ご飯はご飯だけ…でも玄米パウダーの用途は無限

炊いた玄米は、当然「ご飯」として主食で食べることになりますが、玄米パウダーはお米に混ぜて炊く以外にも、ドリンクやお料理に混ぜてお召し上がりいただけるのが、大きな違いとなります。
ルゲンマイでは、幅広いお料理への活用方法をご提案しておりますのでぜひご活用ください。

昔ながらの食生活を、現代に取り入れながら

自由に食事を選ぶことのできる現代では、玄米という古来の日本人の食生活にそのまま戻すというのは、なかなかハードルが高いものではないでしょうか。ストイック過ぎることで、結局続かない…ということも懸念されます。

持続性と効果のある、これからの玄米LIFE

ルゲンマイでは「サステナブルな玄米LIFE」をご提案しています。健康・美容に嬉し過ぎる食事を簡単に美味しくできること。アレンジが効き、グルメな食生活に慣れ親しんだ方にとっても、飽きずに続けていけること…。もう、始めない理由がなくなってきますよね(笑)玄米100%の麺やパンもありますので、ぜひ毎日玄米を摂り入れていきましょう。