玄米食をはじめる時には調味料も見直そう-part1-「砂糖」「塩」

皆さんは調味料を選ぶとき何を基準に選ばれてますか?

身近な調味料ですが、本物の調味料を使用することで、素材の味を引きたて日々の食生活がより質の良いものに変わります。

特に小さいお子さんの味覚に大きな影響を与えますので、本物の味を体に覚え込ませるためにも調味料選びはとても大切です。添加物や化学調味料の味を覚えさせてしまえば、生涯その味を求めることになります。

せっかく玄米食を始めようと思われたのなら、体に良い調味料を選んでいただきたいです。

今回は、調味料を選ぶポイントをお伝えしますね。

料理の基本の調味料「さしすせそ」

ご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、

砂糖、塩、酢、醤油(せうゆ)、味噌です。

『砂糖』

白砂糖は控えましょう。
精製された砂糖は、ミネラルやビタミンなどの栄養素が殆ど残っていないからです。

白砂糖以外にも白米や小麦粉のような白く精製されたものはカロリーはありますが、ビタミン、ミネラルなど補酵素(酵素の働きを助ける)と呼ばれている栄養素は少ないです。

では、どのような甘味料を取ればいいのでしょうか。

それは、可能な限り精製されていない、素材の持つ栄養素を多く含んだ糖分を選ぶことです。

例えばメープルシロップやアガベシロップ、ラフィノースオリゴ糖、てんさい糖、きびさとう、羅漢果がお勧めです。

『塩』

塩もミネラルが含まれた塩を選びましょう。

化学塩には、塩化ナトリウム以外はほぼ含まれないのに対して

自然塩は、マグネシウム、カルシウム、カリウム、などその他にもミネラルが多く含まれます。

自然塩は海塩、岩塩などの種類があり自然に近い方法で作られた塩です。

塩と言っても、原料や製造工程によって栄養も異なり、いろいろあります。その中でも天日干しでできた塩は、海のミネラルが生きてる状態の塩といえます。

また、味や体への影響も異なり、塩に塩に関しては奥が深い内容になりますので、またどこかのコラムでお話できたらと思います。

次回は『酢』『醤油(せうゆ)』『味噌』をお届けしますのでお楽しみに。

皆さんにとって玄米生活が豊かなものになりますように・・・。